第1回「増える過労死」(連載企画「KAROSHI-問われる医療労働」)
第1回「増える過労死」(連載企画「KAROSHI-問われる医療労働」)
11月4日18時1分配信医療介護CBニュース過労死・過労自殺などの労災認定状況働き過ぎで死に至る「過労死」-。「働きすぎの時代」や「これ以上、働けますか。」(共著)など労働問題に関する多数の著書がある関西大経済学部教授の森岡孝二さんは、「過労死という言葉は1988年、『バブル経済』の絶頂期にあった日本で、労働者の残業(時間外労働)が猛烈に増えた時期に広がり始めた」と言う。同年、「過労死弁護団」による「過労死110番」が初めて実施され、新聞やテレビなどのメディアが取り上げたことで、「過労死」が時事用語になった。「過労死」は日本発の言葉であり、今や「KAROSHI」として世界共通の言葉にさえなっている。その過労死が社会問題化して今年で20年になる。しかし、過労死は減るどころか、逆に増えている。これは、なぜなのか。どうすれば、過労死を防げるのか。当直をはじめとする過重な労働で過労自殺した小児科医中原利郎さん、夜勤などの変則勤務で過労死した看護師村上優子さんの裁判などを基に、医療労働の在り方を探った。5回に分けてお届けする。(山田利和・尾崎文壽)
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